トレーニングの7原則のまとめです
*トレーニングの7原則とは?
トレーニングで、望むような効果を得るための、お約束事です。
ふだんのトレーニング(運動)で、「望むような効果が出ていない」
という方は、是非、チェックしてみてください
①オーバーロード(過負荷)の原則
日常生活レベル以上のトレーニング負荷をかけましょう
筋肉を刺激し、筋力を強化する(身体を変化させる)には、
最低条件として最大筋力の60%以上の負荷・強度が必要であるとされています。
最大筋力の60% = 同じ動作の反復が20回で限界となるような負荷
この事をオーバーロード(過負荷)と言います。
多くの女性の自己流トレーニングでは、
負荷が(重り)が軽すぎるため、身体に望むような変化が起こりません
②漸進(ぜんしん)性の原則
少しずつ、段階的にトレーニングのレベルを上げていきましょう
たとえば、普段5キロのダンベルでトレーニングしている人が、
いきなり15キロのダンベルに切り替えたとしても、目標とする回数が反復できない、
正確なフォームでトレーニングできない、最悪の場合ケガをしてしまう事にもなります。
特にトレーニング初心者の男性が、このような無謀なトレーニングを
している場合が多く見受けられます。
③継続性の原則
文字通りトレーニングは継続して行う必要があります。
無理なく、持続可能なトレーニングをしましょう
トレーニングを中断した時点から、体力は衰え始め、
やがてはトレーニングを始める以前の体力レベルまで衰えてしまいます。
特に短期間で鍛えた体は、短期間で元に戻ってしまう事が知られています。
④全面性の原則
全身をバランスよく鍛えましょう
特定の部位だけを鍛えるなど、偏ったトレーニングは、
身体のバランスが崩れ、ケガの原因にもなります。(見た目にも変です)
スポーツ選手の場合、弱い部分(鍛えていない部位)があると、
その部分がパフォーマンスを制限する要因となります。
⑤特異性の原則
目的に合ったトレーニングをしましょう
トレーニングの効果は、トレーニングした様にしか出ません
わかり易い例を挙げると、陸上競技の短距離走、中距離走、マラソンなどの長距離走では、必要なトレーニングが変わってきます。
各スポーツ種目によって、特有の動きがあるかと思います。
同じ種目でもポジションによって違ったりもしますね。
またスポーツに限らず、腰痛・肩こり・膝痛の改善を目的とした場合でも、
それぞれに必要な運動の内容は異なります。
ヒップアップしたければヒップの、二の腕を引き締めるなら二の腕のトレーニングを
しなければいけません(当たり前ですが)
⑥個別性の原則
1人1人、個人に合った運動をしましょう
運動する個人の性別、年齢、体力レベル、あるいは運動の目的などに合わせて
トレーニングを考えていく必要があるということです。
男性と女性、子供と大人(特に成人になるまでは、各年代によって優先すべき体力要素が異なってきます)、競技であれば初心者と熟練者ではトレーニングの内容も変わってきます。
誰かのやっているトレーニングを、そのまま真似ても、自分に合うとは限りません!
⑦ 意識性の原則
トレーニングの内容を理解し、目的意識を持って行いましょう
そのトレーニングは何のために行うのか、そのトレーニングを行う事によって
どんな効果があるのかを理解することが大切です
トレーニングに対する理解が深まるほど、モチベーションも高くなり
トレーニングの効果も高まります。
以上、トレーニングを効果的に行うための、基本7原則でした
過去記事で、それぞれを詳しく書いてありますので、
興味のある方は、そちらをご覧になってください♪
「よくわからないな~」と言う方は、お電話ください(笑)
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