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脂肪が筋肉に変わる?

更新日:2018年11月10日



「運動をやめたら、筋肉が脂肪に変わって・・・」

「この脂肪を筋肉に変えて・・・」などといった会話を耳にすることがあります。

この、筋肉が脂肪に変わる(あるいはその逆)といった現象は 果たして本当にあるのでしょうか?

答えは NO です。

筋肉細胞と脂肪細胞とは、分子のレベルから、種類が異なる 全く別の細胞なので、そんなことはありえないのです。

勉強せずに運動ばかりしていたら、脳ミソが筋肉になるという話と同レベルの話です。

「脂肪を筋肉に変える!」と平気でうたうダイエット商品や、 雑誌の広告が多くありますが、だまされてはいけません。

では、筋肉が脂肪に変わったように見えるのは何故でしょうか?

運動習慣が無くなった(活動量が減った)ことにより、筋肉量が減少します。 エネルギー消費の約60%を担う筋肉量が減少したことに伴い基礎代謝量も減少します。

処理しきれなくなった、余分なエネルギーは、脂肪細胞へとせっせと運ばれます。 使われなくなったエネルギーが、体脂肪として蓄えられることによって、 筋肉が脂肪に変わったように見えるんですね。

よくある誤解(間違い)、 気が向いたときに、また書きますね(笑)

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